口内炎予防について
2023年10月25日
こんにちは!
管理栄養士の伊藤です。
最近の朝夕はかなり肌寒くなり、すっかり秋らしくなりましたね。
寒暖差などから体調を崩しやすい時期ではありますが、皆様ご体調はお変わりないでしょうか?
今回は、こういったお身体が疲れを感じた際にできやすい口内炎についてお話します!
口内炎はストレスや免疫力の低下、口の中を噛んでしまうなどの物理的刺激など様々な原因が考えられますが、今回は栄養面に焦点を当ててみます。
口内炎ができる原因の一つ目は、たんぱく質の不足です。
たんぱく質はあらゆる体作りに使われる栄養素である他、体を機能的に働かせるためのホルモンや身体を守るために働く免疫体を作る材料になっています。そのため、不足してしまうと免疫力が低下し口内炎ができやすくなります。
二つ目は、ビタミンの不足です。
なかでも、皮膚や粘膜の健康維持を助けるビタミンB2・B6・cが不足してしまうと口内炎ができやすくなります。これらのビタミンは水溶性ビタミン呼ばれ体内には蓄積されず排泄されてしまうので、意識的にお食事から摂取することが重要になります。
これらの栄養素は下記の食材に多く含まれています
ビタミンB2 → レバーや納豆、長芋やはちみつ
ビタミンB6 → マグロやカツオ、さつまいもやナッツ
ビタミンC → ピーマンやブロッコリー、柑橘系のフルーツ
これからの季節が旬となる、長芋やさつまいもはとろろご飯や炊き込みご飯として手軽に摂取することができます!
バランスの取れた食事、そして食後のうがいや歯みがきによってお口の中を清潔に保つことを意識して口内炎を予防しましょう!