キシリトールガムについて
2023年10月3日
皆さんは日ごろからガムを噛む習慣はありますか?
キシリトールガムには、むし歯の予防・悪い噛み合わせの予防どちらにも良い効果があります。
★ キシリトールとむし歯予防
むし歯予防は歯ブラシやフロスなどの道具を使って、毎日「菌を取り除く」ことが基本ですが、
キシリトールはお口の中のむし歯菌(ミュータンス菌)に直接作用し、
「虫歯の原因そのものを弱らせる」ことでむし歯を予防します。
また、ミュータンス菌は砂糖(ショ糖)やブドウ糖などの糖分から歯を溶かす「酸」を作り出しますが、
キシリトールからは「酸」を作ることができません。
そして、ガムを噛むことで唾液が分泌され、食べかすを洗い流したり(自浄作用)、
食後に酸性になったお口の中を中性に戻したり(緩衝能)といった作用もあります。
普段食べている食品は、そばなど軟らかいもので10回~30回、耳付きの食パンで70回くらいです。
それと比較してガムは100回~200回以上噛むことができます。
★ ガムと悪い噛み合わせ予防
かみ合わせや歯並びが悪くなる原因として、舌の位置が正しくないことによる「低位舌」があります。
ガムを噛んで、舌で丸めたり、上あごに押しつけて正しい呑み込みの練習をする「ガムトレーニング」もおすすめです!
ひらの歯科クリニックでは、むし歯予防はもちろん、悪い歯並びを予防する「MAM」小児予防矯正・口腔機能発達不全症改善プログラムを実施しています。
口呼吸・食べるのが早い、遅い・眠りが浅い・集中力が維持できない・よく転ぶなどの症状は、今後歯並びが悪くなるサインかもしれません。ご相談は無料ですので、お気軽にお電話ください!
管理栄養士 田中
ガイドラインに基づく症例情報
新しい医院がOPENします😄
2023年9月26日
こんにちは。受付の茂庭です。
暑さが落ち着いて涼しくなりましたが皆様どの様にお過ごしでしょうか。
この度ひらの歯科クリニックは、新丸子に新しい医院をOPENする事になりました✨
2023年11月中旬にMAM、12月に予防診療スタートになります。
OPENに伴い相談会も行う予定です!
相談会の日程についてはまたお知らせします😉
詳細はひらの歯科クリニック武蔵新城医院にお問い合わせください。
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噛むことは大切です!
2023年8月29日
こんにちは、歯科衛生士の村松です。
まだまだ残暑厳しい日が続いていますが、少しづつ秋の気配を感じてきていますね。
秋が近づいてくると、「食欲の秋」という言葉が思い浮かんできます😄
私たちは、当たり前のように噛んで食事をしていますが
実は噛むということは身体にとってすごく大切なことなのです。
①唾液の分泌を促す
→噛むことによりお口の中の唾液が分泌され、消化を助けたりお口の汚れを洗い流す効果がある
②食べすぎを防ぐ
→ゆっくりしっかり噛むことで暴飲暴食を防ぎ、胃腸の働きを正常に保つ
③あごの発達を助ける
→噛むことにより、頭やあごの骨の成長や顔の筋肉の成長を促す
④噛むことで味をしっかり感じられ味覚の発達に繋がる
→食事が楽しいという日々の刺激になり心身の成長や安定になる
食生活の多様化により、噛む回数や食事時間は短くなっています🍽
また、噛む為には歯の本数も大切です。
歯科医院での定期的な検診が必要だったり、ゆっくり噛んで食事をするということを意識してみてください☺
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お花の商店街🌻
2023年7月11日
こんにちは!
歯科衛生士の永田です🦷
最近暑くなってきましたが、体調はいかがでしょうか??
熱中症にならないように、こまめに水分補給してくださいね💦
さて、本日は先日行われた「お花のまちプロジェクト」について書いていこうと
思います!
武蔵新城の商店街がお花でいっぱいになっていたのを見ましたか?
手水鉢の中に色鮮やかな花々を飾ったり、花を浮かべたことを花手水と
言います。
うみ 本院
そら
ひらの歯科クリニックでは、3カ所に花手水を飾らせていただきました!
どこも素敵なお花ばかりで、商店街を歩いていてとても癒されました☻
team kawasaki hanachouzu さん、ありがとうございました!
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食べる機能を育てるために
2023年6月27日
食べる力は生きる力!
近年、学校教育や民間企業でも重要視されている「食育」。
栄養バランス、孤食の防止、農業や漁業、畜産業に携わる方への感謝の心…などなど、幅広い視点があります。
予防歯科でできる食育は、「何を食べるか」はもちろん、「どのように食べるか」が重要です。
当院の食生活相談でお話を伺っていると、野菜や肉をよく噛んで食べない、好き嫌いが多い、集中力が保てないといったお悩みをよく聞きます。それはなぜか?に注目し、「食べる機能」が育っているかがポイントになります。
食べる機能を育てる3つのポイント
① 食べやすい姿勢を保つ
椅子に座るとき、両足を付けられるよう、調整しましょう。
肘が直角に乗る高さに。
体幹は真っすぐか少し前傾姿勢が食べやすい姿勢です。
② 自分で食べることを支援する
1歳~2歳のお子さまは、手づかみ食べから挑戦しましょう。
指先や手首の動かし方を獲得できると、スプーンなどの食具を自在に扱いやすくなります。
また、自分で食べられると自信がつき、自立心や自己効力感も芽生えます。
③ お口の成長に合わせた大きさ・かたさにする
歯の生え方や舌・顎の動かし方の発達は人それぞれです。
月齢・年齢のみの判断ですと、成長に合っていない場合がありますので、
かみ合わせなどの歯の状態や食べるお口の動き方の観察が必要です。
当院では、個別食生活相談を皆さまに実施しています!
お食事に関してどんな小さなことでもご相談ください。
早期から食べる機能を育てて、口腔機能発達不全症の改善や予防矯正に一緒に取り組みましょう♪
管理栄養士 田中
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親子予防ルーム内のキッズルーム♪
2023年6月13日
今日は院内にあるキッズルームをご紹介します!!
親子メンテナンスルームを入ってすぐ左側👈
この小さな扉🚪が目印です!!
保護者の方が診療中1人で遊んで待っていられるお友達に利用していただいています😊
入り口横の足跡のマーク👣に靴を置いてから中に入ります🏠
中にはおままごとキッチンがあり、いつも小さなお友達がお料理を楽しんでくれています🫕🍳
他にも…お絵描きボードや本棚が置いてあり、好きな遊びが楽しめます📕
歯や歯磨きの大切さについての絵本や歯医者さんセットなどがあり、みんな興味を持って遊んでくれています🪥🦷✨
キッズルームにはたくさんの窓があり、外からお子さんの遊んでいる様子も見ることができます🪟
また、小さな小窓からは診療中のお父さんやお母さんの様子をキッズルームの中からも見ることができるので、お子さんも保護者の方も安心して過ごすことができます☺️
初めてのご予約の方も!まだキッズルームを利用していない方もお気軽にお問い合わせ下さい🎵
保育士 酒井
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歯のミネラルパック?? 『MIペースト』
2023年2月28日
こんにちは!
歯科衛生士の佐藤です😄
だんだん暖かくなってきましたね。
春も近づいてきました🌸
今回は”MIペースト”(エムアイペースト)のご紹介をさせて頂きます!
MIペーストとは、豊富なミネラル(カルシウム、リン)や、CPP-ACP(リカルデント)を
含んだ口腔ケア製品で、ブラッシングの後に歯に塗布して使用するペーストになります。
※CPP-ACPは牛乳由来成分になりますので、牛乳アレルギーのある方は
使用しないように注意をお願いします。
前回ご紹介した「Check Up」とは用途が少し違うので、特徴をお話していきます👇👇
MIペーストの特徴
・再石灰化の促進
・中和作用、緩衝作用
・脱灰抑制
・酸耐性の向上
再石灰化の促進はCheck Upでも得られる効果です。
しかし、MIペーストにフッ素は含まれていません!
では何が良いのか…。
実は!MIペーストは虫歯の初期段階や小さな虫歯が進行するのを抑えてくれるのです‼
さらに含まれているカルシウム、リンの濃度が唾液中より高いのでカルシウムが歯に戻りやすくなります。
現在初期虫歯がある方や、虫歯になりやすい方、矯正治療中で歯磨きに不安がある方などにオススメです✨
~使い方~
1.まずは歯みがき粉で歯を磨きます
2.うがいが終わった後歯ブラシにMIペーストを1㎝ほどつけて全体に塗っていきます
※乳幼児のお子様は大人より少ない量で使用してください
3.塗布後、うがいはせず3分間はつばも出さないようにしましょう
4.3分後、つばを吐き出しさらに30分待ちます
5.30分後うがいをします
※うがいができなければ水を飲んでもらっても大丈夫です
フッ素は入っていないので、フッ素配合の歯みがき粉やキシリトールのガムと一緒に使うと
さらに高い効果が得られます💖
詳しく知りたい方は担当の歯科衛生士にお尋ねください😌
歯科衛生士 佐藤
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☆フッ素について☆
2023年2月21日
こんにちは!歯科衛生士の菊池です。
早いもので2月も半ばを過ぎましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。
今日は 歯医者さんでよく耳にする ”フッ素” についてのお話をさせて頂きます。
フッ素…聞いたことがあるけどよく分からないし、使用に不安が…という方もいらっしゃるかと思います。
フッ素は正しい濃度と適切な量で使用して頂ければ歯に対して様々な効果が期待されます。
フッ素の効果
・再石灰化の促進
・歯の質の強化
・菌の働きを弱める
などなど….
ひらの歯科クリニックでは、お家でのケアの際お子様にフッ素入りの歯磨き粉やジェルの使用をおすすめしています😊
左が歯磨き粉、右がジェルタイプになります。
ぶくぶくぺ ができるようになったお子様には歯磨き粉の使用を推奨しています。
(研磨剤などが配合されているのでジェルタイプより汚れが落としやすいです!)
濃度はお子様用だと500ppm〜950ppmがあります。
使用量を守って頂ければ、歯が生え始めてから950ppmの濃度の物も使用可能です。
そしてホームケアの際だけでなく、歯医者さんでの定期的なフッ素塗布も大切です!
歯医者さんで塗布するフッ素は9000ppmと高濃度のものになります🦷
↓
そのため3ヶ月に1回の頻度で塗布をします。
赤ちゃんの生えたての歯に対するフッ素の吸収率はとても高いです👍👶
お子様に”痛い治療”ではなく”気持ちのいい予防”で通って頂けるよう私たちも
全力でサポートさせて頂きます😁💓
正しい使用方法や不安なことがあればいつでも担当衛生士にご相談下さい!♪
歯科衛生士 菊池
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スタッフ研修会を行いました
2023年1月31日
こんにちは。
MAM担当エデュケーター山上です。
早いもので気付けばもう1月も終わってしまいますね。
大寒波が来たりと大変な月でしたが、私は暖かい鍋料理をたくさん食べられ幸せでした。(笑)
さて、先日「フッ素と合わせて有効的に予防が出来る方法」という事で、株式会社松風の皆さまにお越しいただき、スタッフ全員でセミナーを受講しました。
内容は、今使っている物よりも、もっと効率良く歯の健口寿命を延ばしていけるケア用品などのお話でした。
ご家庭でのホームケアを含め「フッ素」の普及率は98%にもなるそうです。
その内、58%が1日2回は歯磨きをしていると言われています。
新しいフッ素の使い方が20年以上前からある考え方にも関わらず余り歯科医院に浸透して無い事に驚きました。
これが、一般的になればお子様はもちろん障がいをお持ちの方や唾液が減って来てしまう高齢者の方などもご自身の健口を作る事が出来ると学ばせていただきました。
お口の中は食事を取ると酸性になり歯が溶けやすくなり虫歯のリスクが高くなります。それを中性に保ちやすくしてくれる成分が入ったケア用品を使う事でリスクを減らせるという製品の成分を見る実験もさせて頂きました。
(A社→酸性のままでした。 S-PRG→中性になりました)
院長と私達スタッフも実際に使用感を体験させて頂き、「良いね、使いやすそう」や「味も美味しい」などの感想が出ました。処置を怖がってしまったりするお子様にも短時間で使用出来るようです。
皆様の健口を一緒に作り守って行けるよう、スタッフ一同これからも新しい情報を積極的に取り入れ、正しい情報を発信して行きたいと思います!!
最後に、お話して下さったミスター ジャイオマー様(今回紹介して頂いた品の研究者様です)が、いずれは「ノーベル賞を取る予定なのでサイン付きで資料お送りしますね」とおちゃめな方で、数日後頂きました。
MAMエデュケーター 山上
ガイドラインに基づく症例情報
むし歯を防ぐおやつの選び方
2023年1月18日
・子どもがお菓子ばかり欲しがってしまう
・ご飯を待っている時とりあえずあげてしまう
・甘いものはダメと分かっていても完全には難しい!
ひらの歯科の親子食生活相談では、こんなご相談をよく受けます。子育て中のお食事に関するお悩みをひとつでも解決できるよう、歯科衛生士や管理栄養士がサポートしています。
そもそも、なぜ甘いお菓子がむし歯を引き起こすのでしょうか?
砂糖(スクロース(ショ糖)、グルコース(ブドウ糖)、フルクトース(果糖)など)を含んだお菓子を食べると、お口の中に潜んでいるむし歯菌(ミュータンス菌)が酸を産生し、お口の中のpHを下げて歯の表面を溶かしてしまいます(脱灰といいます)。
また、お菓子やジュースをダラダラと食べたり飲んだり繰り返していると、むし歯を引き起こしやすくなります。
むし歯を防ぐためのおやつポイント
※おやつとは、本来3回のお食事では補い切れないエネルギーや栄養素を摂るためのものです。
① なるべく砂糖の入っていないおやつを選ぶ
② 腹持ちの良いものにする
③ おやつの時間を決める
2歳〜5歳くらいのお子さまは、乳歯が生えそろい、離乳食の時と比べて食べられるものの幅がグッと広がります。
実はこのくらいのタイミングで、むし歯になる危険も高まります。
★おすすめのおやつ
・おにぎり
・バナナやみかんなどの果物
・ゆで卵
・にんじんやキャベツなどの野菜(温野菜やチップス、スティックにすると食べやすくなります)
・栗などの種実類
・チーズ、ヨーグルトなどの乳製品
お腹が空いたら上記のようなものがおすすめです!
おやつは1日1〜2回にしましょう。
ひらの歯科の食生活相談では、一人ひとりの年齢や体の状態、ご家庭の生活スタイルによってできそうなことをご提案いたします。
歯と体の健康のために、お話をお聞かせください。
管理栄養士 田中
参考:平成28年歯科疾患実態調査の概要
https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/62-28-02.pdf
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