シーラントについて
2023年3月7日
こんにちは。
歯科衛生士の高原です。
あっという間に3月ですね。
暖かく過ごしやすい日も増えてきましたが、皆様体調管理はいかがでしょうか。
本日は「シーラント」についてお話しさせて頂きます。
一度は聞いたことがあるかもしれませんが、
シーラントは、『虫歯治療ではなく、予防処置です』
奥歯には溝があります。
そこは歯ブラシが当たりにくく、虫歯になりやすい場所です。


この溝はハブラシが奥まで当たりにくい部分で食べかすや菌が溜まりやすい場所なので虫歯になりやすくなってしまいます。
虫歯の予防といえば、『歯磨きや、フッ素』を想像される方が多いと思います。
シーラントは、その虫歯になりやすい溝の部分をあらかじめ埋めてしまおうという考えで行われる処置です。
またシーラントにはフッ素が含まれているため、歯の表面を強化してくれる効果もあります。

シーラントした歯は、4年以上で約60%のむし歯予防効果が認められ、特にフッ化物応用との併用によってむし歯予防効果はさらに増加します。
むし歯発症リスクの高い歯に行うと特に有効というデータもあります。
(厚生労働省 e-ヘルスネットより引用)
患者さま一人ひとりのお口の環境によってシーラントの必要性は異なってきますが、
シーラントを行う時期としては、
奥歯の永久歯が生えてくる時期 : 6歳頃前後
むし歯になりやすい12歳臼歯が生えてくる時期:12歳前後
が目安となります。
生えたばかりの歯は、歯質や他の歯と高さが異なる為、磨きにくくなってしまいます。

そのため初期虫歯になってしまうリスクが高いため、
生え始めの頃にシーラントをすることで虫歯のリスクを軽減します。
☆シーラントのメリット☆
メリット
1 虫歯になる可能性を減らせる
シーラント治療は虫歯になる可能性を減らすことができます。
歯の溝は、汚れがたまりやすい場所です。
特に、生えたての歯は未成熟で溝も深いので、ケアをしないと虫歯になりやすいです。
さらに、生えたての歯は柔らかいこともあり、虫歯の進行が早いというところも懸念点です。
シーラントを施せば溝が埋まるので、虫歯になる可能性を減らすことができます。
2 歯を削らなくて済む
虫歯が悪化してしまうと、歯を削ることになってしまうことがほとんどです。
★デメリット★
取れてしまうことがある。
シーラントに使用している歯科治療用のプラスチックは、噛み合わせが変わらないように、非常に薄く充填しますので、
無理な力がかかると破折してしまうこともあります。
取れてしまっても、簡単には溶け出 したりしないので、誤ってそのまま飲み込んだとしても、特に問題ありません。
取れた場合は早めに歯科を受診し、再度シーラントすることをお勧めします。












